『どんなときも』
ぴちゃぴちゃ水たまりの道を
濡れながら、歩くときも
凍てつく寒さに凍えるときも
澄み渡る青空が一面に続くときも
満点の星に囲まれて
幸せ感じるときも
うれしさに
心躍る昼下がりのおひさまの下でも
泣きそうになるくらい
悲しいときも。。。。。
どんなときも君に語りかけるよ。
これからは
風になって
空気になって
空になって
君が大好きだった
たびが自由にできるんだね。
たくさんの愛を
わたしたちに与えてありがとう。
でもまだ
だめなわたしなんだ。
わたしが涙することで
君が風になれないのなら
家族として失格だけど
いまはまだ
もう少しだけ、お願いね。
どんくさい。。。
家族の中でも一番不器用なこのわたしを
どうか
そこから。。。ここで
笑っててね。
それでも
今度も私達を選んでくれる?
そのときまで
わたしは。。。。。
***********
2月5日昼さがり。
妹からの電話着信に1本のメール。
それに気付いたのは
仕事も残業終えての夜。
いまでも
背筋が凍った瞬間は覚えてる。
愛犬まるの訃報だった。
泣かない様に電車に乗るんだけど
冷静にしようと思うんだけど
ぎりぎりだった。
一つ前の駅からとぼとぼ歩く。
やっと泣けると思ったけど、車通りだし。。。。なかなか。
でも
一つの路地にはいって
一気に静かになってから、私はこの街が
湖になるんじゃないかって思うくらい
泣いた。
さすがに
堪えました。。。。
今日の朝も
コトバ見つかんなくてそのまま仕事。
目、見られんくらいの腫れた目を
眼鏡でかくして。
そう。
それでもわたしはお腹がすくし
それでも仕事に行かなければいけない。
普通に笑うわたしは
生きてる。
いまは
これ以上にコトバがうかばないけど
素敵なものを
もらったのは事実です。
たまごがすきでした。
車がすきで
いつも顔だしてました。
たびが好きで
父たちといろんな県外を周りました。
大きな犬でも
とびかかっていく勇敢な子でした。
マイペースでした。
そして。。。
ただそこにいるだけで
わたしたちは
幸せでした。
本当は。
このお正月に少し、こんな予感を感じてたのを
思い出した。
年はとってても
まだまだだと思ってたけど
やけにわたしを見る、まるの目が
何となく
せつなく感じた熊野からの車のなか。
だから
お正月大阪にもどるときまで
うんと
スキンシップして
一緒に寝転んで
一緒に時をすごしました。
後悔してない。。。といえばうそになるけど
どの子の死に目に合っていないのは
悲しいことかもしれないけど
まだ
弱いから、合わないようにしてくれてるのかも。。。
んんーーーコトバがまとまらない。。。
でも。
それでも
いまのきもちはちゃんと
コトバにしておきたいと思って
パソコンの前に座ってます。
わたしもわたしだけど
一番母が心配だ。
いつも一緒だったし
母はまるに頼ってたから。
こうなるまえに
いろいろ違うものに興味を持ってもらいたくて
去年は
いろんな出店をすすめたりした。
大丈夫かな。。。
昨日もすぐに家に電話できんかったもんな。。。
そんなんだけど、まる。
いまごろは
兄のゴールデンのレックスと
従兄弟の犬のチョビに逢って
何を話してるんだろ^^
遊びまわっても
ときどき私達を思って
逢いに来てね。
そしていつかまた
触れることができたら。。。。
昨日。
またベランダから空をみたよ。
夜空は曇ってたのに
あの星は
何度か見えたり、消えたりして
姿を消したんだ。
なんか言ってるみたいだった。
あの星はきっと。
まる。君だったかもね☆
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